Logo design
札幌市で営業されている美容室、雨とランプ様のロゴデザインを担当致しました。
雨とランプ様のオーナーである大塚卓人様は美容師としてご活躍されている傍、制作した詩が「ユリイカ」に詩が掲載されるなど詩人としてもご活躍されており、大塚様が札幌市で独立開業されるにあたりロゴデザインのご依頼を頂いたものです。
まず、ヒアリングさせて頂いた中で他店とは一線を画すコンセプトがありました。店内は厳選された多種多様な本と音楽、ドリンクのご用意がありまるで隠れ家のような、カフェのような雰囲気の美容室。という点です。店名となっている「雨とランプ」には、『雨宿りができるような、心が落ち着いた空間でそっと心に灯りを灯すような、そんな時間を提供したい』という想いが込められており、コンセプトをまさに体現した店名となっていました。
そこでロゴもコンセプトを体現するように、柔らかで人の暖かみを感じさせリラックスできるような印象を与えるデザインにしたいと考え初稿に取り掛かりました。
まず、大塚様の柔らかな人柄を体現するよう、また詩人である事も踏まえた上でロゴタイプは「人が手で書いた」ようなイメージを込めたデザインとしました。
ロゴタイプの上には、一目で美容室とわかるような「ハサミ+雨宿りが出来る場所」をイメージした屋根、の2つのイメージを重ね合わせたモチーフを配したデザインを初稿としました。
初稿でフィードバックを頂いた内容として『ハサミは近隣の美容室と被る懸念がある事、本がたくさん置いてある事を前面に出したい事』の2点に加え、ゴシック体ではなく柔らかな曲線のある明朝体をご希望されており、モチーフの調整を踏まえてデザインを調整していきました。
モチーフは「雨宿りが出来る場所」であり「たくさんの本が置いてある場所」を表現する為に、「軒下+重ねて並べたたくさんの本」をイメージしたモチーフへと調整しました。
ロゴタイプはご希望に合わせ、細部に調整を加えた柔らかな明朝体にかすれを加えた、人が書いたような暖かみをプラスしたものに調整して仕上げています。
忙しい日常の中で、ふと立ち止まって落ち着く事が出来るような、そんな場所を目指して制作したロゴデザインになります。
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