Logo design
2021年に法人成りし、総合的なディレクションを手がけられている株式会社LITOSのロゴをデザインさせて頂きました。いつもお世話になっている大阪のディレクターさんの会社でもあります。
LITOSは"Lithos"(石版)+"Lithograph"(リソグラフ)を掛け合わせた言葉からなるディレクション会社です。石に刷られた石版画は風化せずに末永く残り続けるものと言われています。LITOSが手がけるプロジェクトが長く愛されるように、末永く続いていく良い文化を作り続ける。という想いが込めて名付けられた名前です。代表の芝崎さんが掲げる「文化をつくり、未来へつなげる」という理念を体現した名前となっています。
芝崎さんから事前に頂いた以下のご要望のからデザインを検討しています。ご本人は業務にてCIブランディング等に力を入れられており、理念等をご自身で策定されています。
社名は理念に基づき石版(画)を意味する造語です。「文化を作り未来へつなげる=末永く続くものを」は活動の根幹となる指針である事から、理念を言語化した社名の元である石版をモチーフに取り入れます。
石版の上にはご本人を象徴するモチーフを描いています。ネコ科の動物のように見えるモチーフは前身となる個人事業の屋号でもネコ科の動物をモチーフとされていた事を踏襲し、「過去から今に繋がる延長線上の事業」を表現します。
また、ご要望に「守り神のようなイメージで虎や狐などの動物要素を入れたい」と頂いていた点、芝崎さんが昔より周囲の方から猫のようなイメージを持たれていた点も踏まえて描いています。
ロゴタイプはシンボルにあわせ、猫の尻尾をイメージした「S」としなやかで柔らかな猫の背中のカーブをイメージした「T」をデザインし柔軟な対応力を表現しつつ、シンボルとの調和を図っています。
今回のロゴにあわせ、名刺のデザインも検討させて頂いています。
名刺は活版で分厚い2層合紙印刷を行い、名刺自体を石版に見立て「理念の石版」のような極厚の名刺デザインを提案させて頂きました。
実際の名刺は印刷の都合上、グレーではなく白となりましたがかなり厚みのある用紙を使用した活版印刷で「石版」のイメージを踏襲したものとしています。
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